表参道のシンボルであった同潤会青山アパートの意匠を受け継ぐ表参道ヒルズ同潤館。
この歴史ある場所で、写真・イラスト・映像・絵画・立体作品・陶芸などアート全般の作品発表の場、ファッション/アパレルの展示会/受注会にご利用いただけるレンタルギャラリーです。
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10月10日(木)-10月14日(月)
小田康夫個展 ビートルズ #色の贈り物
10月17日(木)-10月21日(月)
NIKKE 1896 東京 POPUP
10月23日(水)-10月28日(月)
WHO CARES?
デザイナー:心映、田中慎一、三木一成、小林兵庫、他
10月31日(木)-11月 7日(木)
江戸紫香り展(予約制)
11月13日(水)-11月18日(月)
パレスチナ刺繍帯・小物展
11月20日(水)-11月25日(月)
森に棲む龍
野焼きテラコッタ(陶)とワイヤーアート
藤澤伸介
12月 6日(金)-12月 9日(月)
女子美 大学院グループ展「夢と現実の狭間」
(女子美術大学 大学院 美術研究科 デザイン専攻 メディア研究領域)
12月11日(水)-12月16日(月)
映水展 -護り絵と暮らす-
12月18日(水)-12月 25日(水)
気仙沼ニッティング オーダー会
2月19日(金)-2月23日(日)
金子 典子 写真展
2月26日(水)-3月2日(日) 仮
いのり展Ⅱ
同潤会アパートは、関東大震災の復興計画の一環として、財団法人同潤会によって大正から昭和初期にかけて16ヶ所余りで建設された建築史にその名をとどめる集合住宅です。関東大震災では木造建築の密集していたエリアに被害が集中したため、耐震耐火に優れた鉄筋コンクリート造りの住宅を建設するプロジェクトとして進められ、ここ青山アパートメントは、1926年(大正15年)に第1期5棟、翌1927年(昭和2年)に第2期5棟、合わせて10棟138戸の集合住宅として竣工しました。
当時最先端の技術であった鉄筋コンクリート構造を採用し、電気・ガス・上下水道を完備することで、地震や火災に強く、清潔で快適な居住空間を実現した同潤会アパート。最先端の集合住宅に、最初に住み始めたのは役人や軍人、教授など一部の特権的な人で、大正時代に欧米のアパートメントを元に設計された鉄筋コンクリート造り3階建ての建物群は話題になったといわれています。築年数を重ねるにつれてツタや木が茂り、ブティックやギャラリーが入居し、表参道の風景として人々に愛されました。
アパートは、2003年に取り壊され、表参道ヒルズ東端にかつての建築部材を一部再利用し、「同潤館」として再生されました。外観は竣工当時の資料を元に再現された一方、建物内部は、利便性・安全性を高めた現代の基準で設計がされました。例えば、元の「3階分の天井高」と「屋上の洗濯物隠し壁」を合計した高さを新しい建物の3フロアで分け合うことで各階の天井高がオリジナルより高くなっています(同潤館1階と3階の窓位置は一般的な部屋の窓位置とは異なる高さにあります)。その他、階段幅を広げ、踊り場のガラス柵を付けるなどの変更がされております。ぜひ同潤館の中にお入り頂き、過去の写真と見比べて見て下さい。
詳しくお知りになりたい方は、以下もご参照ください。
ガスミュージアムブログ「東京の街~くらべる探検隊~ 第16回「同潤会青山アパートと表参道」」
その他ご参考
アパート取壊し前(2002年)の建物写真「廃墟系」HP
アパート取壊し前の住人の暮らし(NHK Eテレ「同潤会アパートが語る昭和史」( 2003年6月放送) の第1章(約18分)が青山 概要ホームページ ※動画 Youtube
プロジェクトの建築家 安藤忠雄氏コメント(表参道ヒルズ公式HP「建築デザイン」)
ガスミュージアム企画展「企画展 震災復興100年 「同潤会アパートが創った昭和モダンライフ」」カタログ
16の同潤会アパートの説明・写真 「同潤会の16の試み —近代日本の新しい住まいへの模索—」展 ギャラリーAクワッドHP
渋谷区立郷土博物館・文学館「特別展-関東大震災から100年-同潤会アパートと渋谷」図録(完売のため図書館等でご覧下さい)
8月28日(月)~9月2日(土) 貸切営業